今年の夏も暑くて各地で熱中症に関するニュースが流れていますね。
そんな中、義理の母親から連絡がありエアコンの冷房が冷えないと言うのです。
この暑さの中でエアコンが故障なんて穏やかではいられません。
万一、壊れて修理や交換となれば何日も不便どころかあのニュースの様になってしまうかもしれません。
幸い、もう一つの部屋のエアコンは動くと言うので緊急ではないようです。
とりあえず、主人に電話を代わって色々と操作を教えていました。
以前に私が言った時にもしもの時にと思ってエアコンのリモコンをスマホにとっていたのでそれを見ながら教えていました。
電話やテレビやビデオのリモコンなどもスマホで画像を撮っておくと離れた老家族に教える時に便利です。
年寄りなので、口だけでは理解もすぐにできないようです。
コチラで画像を見ながら、赤いボタンの横とかいって操作をさせていましたがうまく動きません。
まず、風が来ないと言います。(後で主人が行くと風は出ていたそうです)
電気は点いてフラップは動くようです。
リモコンをリセットさせたり、本体の電源を抜いてしばらくしてから動かしてみたりしましたが変わらないようです。
途中で母のほうに人が見えたので電話を切ってしばらくしてかけなおすと、その方がリモコンを操作したりしてくれたけど冷えないと言います。
エアコンの故障を診断する
その間にネットで調べていると、この機種は富士通製で診断機能が付いているのを見つけました。
富士通のサイトに入ると症状別にわかるようになっています。
エアコンのオンオフのランプとタイマーのランプの点灯や点滅の具合で診断できるそうです。
最近の家電は自己診断機能が付いているので便利ですね。
さて、電話でランプの様子を聞きだそうとしますが、要領を得ません。
高齢で眼も老眼が進んでよくわからないようです。
エアコンの機種も本体に書いてあるのですが、見えづらく無理に台でも持ち出して落ちると困るので主人が今から見に行くこととなりました。
エアコンの冷房が冷えない状態を確認
やはりエアコンの冷房が冷えない状態で、風は勢いよく出ています。
リセットしたりしても変わらずに、温度はデモ運転にしてみました。
すると冷えだしたではありませんか。
と言う事は、室外機は壊れていはいないようです。
しばらくでも運転をして室内を冷やしてから、通常運転の冷房にすると普通に冷えています。
しかしコレだけでは原因もわからないし解決にはなりません。
そこでベランダに出て室外機を見てみて少し見当がつきました。
エアコンの冷房が冷えない原因
素人考えですがデモ運転は関係なくて、原因は強風のようです。
後で専門サイトで調べてみると予想が当たっているようでした。
簡単に言うとエアコンの冷房が冷えない原因は強風で室外機がうまくまわる事ができなかった・・・
と言う事じゃないでしょうか。
母の住居にはエアコンが2台有ってそれぞれがベランダの床に設置されています。
問題のエアコンは、ベランダの柵の前にあって正常に動いたエアコンは正面がベランダの壁になっています。
風通しは良すぎるくらいで周りの遮るものはなく、気温が高くなければ窓を開けるだけで涼しいくらいです。
この日は台風の影響を受けて更に風の強い日でした。
つまり、室外機のファンにもろに強風が吹きつけていたわけですね。
コレではファンもまわらないし、無理に動かしていると故障の原因にもなります。
強風の吹きつけるときは、エアコンを使ってはよくないのだそうです。
確かに考えてみれば、コンプレッサーで圧縮開放した冷たい空気を室内に取り入れて、交換した熱をファンで室外に放熱しているのですから、熱が逃げなければ温度が下がらないわけです。
いままで、エアコンの冷房が冷えないとかの問題は室外機なら自動車のラジエターみたいな放熱板の汚れ詰まりだけと考えていましたが、これからは風も考えて風の強い日にはエアコンを使わない様にしなくてはと思いました。