家の害虫

家の害虫対策のやり方です。春の害虫だけでなく一年中気になる家のゴキブリやダニ・蚊の駆除やコバエ退治に効果的な害虫駆除の方法をご紹介します。家の害虫対策におすすめの方法ですから参考にしてください。
スポンサードリンク

ごきぶり 駆除

家の害虫の代表とも言えるゴキブリの駆除は春から対策するのがおすすめです。 クロゴキブリとチャバネゴキブリ、ヤマトゴキブリなどが家の中ではよく見る害虫でしょう。

大きなゴキブリであるクロゴキブリは6ヶ月から7ヶ月の寿命をもち黒光りする体はセンサーの役目をするためホコリを寄せ付けないようにできています。

チャバネゴキブリは小さめで温暖な気候を好むので飲食店などに多く繁殖力も旺盛なゴキブリです。

ごきぶり駆除の一番は餌となるものを出さないことです。 食べこぼしなど小さな子供やペットのいる家では注意しましょう。

生ゴミの処理も重要で、換気扇やコンロの油も餌になりますからこまめの掃除が必要です。 水分だけでも長く生きるので、キッチンやバスルームなどの水気はふき取ります。

就寝前には蛇口の水滴や食器スポンジなどもビニール袋に入れるなどゴキブリが来ないようにしましょう。

ごきぶりの駆除は餌をなくしたら、棲家をなくしましょう。 狭くて暗くて暖かいところをゴキブリは好みます。

電気製品など待機電力で年中暖かい場合には注意が必要です。

このようにゴキブリの住み難い環境を整えたら、ゴキブリ退治をしていきます。 発見したら直ちにゴキブリ駆除といえばエアゾールタイプの殺虫剤です。

秒殺できたり待ち伏せ塗布もOKな製品が便利です。

ゴキブリが嫌がるゴキブリ除けを置いて行動範囲を狭め、行動場所に毒餌で駆除するのも効果的です。

広範囲を一度に駆除したいなら薫煙タイプがおすすめです。 使用法さえ正しく行えば問題なく使用できます。

ただし、マンションなどの集合住宅では、隣接する世帯に影響が出る場合がありますので一声かけるかすることをおすすめします。

ゴキブリも馬鹿ではないので、一時避難して戻ってくるのでできれば同時に駆除するのが効果的ですね。

スポンサードリンク

ダニ 駆除

ダニの駆除も家の害虫駆除として重要です。とくにヒョウヒダニはどこの家庭にもいて死骸や糞はアレルギーの原因になるといわれていますので、アレルギー体質のお子様などいる家庭ではどこにでもいるからと駆除しないわけにはいきませんね。

ダニの駆除もまず環境を整えましょう。

ヒョウヒダニは、20度から30度で一気に繁殖し、フケや垢などを餌としています。 ヒョウヒダニ自身もツメダニの餌となるため、ヒョウヒダニが多いと人を刺すツメダニも増えるので注意が必要です。

防ダニ使用のシーツや布団カバー、カーペットはもちろんヌイグルミには防ダニスプレー(アレルギーテスト済み)で対策をしましょう。

掃除は当然ですが、それでもダニの駆除は容易ではありません。 薫煙剤で、細かい隙間のダニも駆除しましょう。

しかし、ダニの駆除はそれだけでは片手落ちです。 ダニは、死骸になってもアレルギーの原因となるので、薫煙剤の使用後はダニの死骸を掃除機でよく吸い取るようにしましょう。

スポンサードリンク

コバエ 駆除

コバエとはショウジョウバエのことをさすことが多く、繁殖力が強く生ゴミなど油断するとすぐにたかって繁殖します。

コバエの駆除もまずは環境から改善しましょう。

生ゴミは餌になるばかりでなく卵も産み付けられるので三角コーナーの生ゴミは豆に片付け、漂白剤や消毒用アルコールなどで除菌・殺菌をしておきます。

おびき寄せてコバエを除去する場合にも生ごみがあると分散されて効率が悪いので片付けはきちんとしましょう。 食品もきちんとふたをして冷蔵庫などにしまい、出したままにはしないことが必要です。

蚊の駆除

蚊の駆除も環境から対策してきましょう。 まず水溜り、蚊はわずかな水溜りにも卵を産んで繁殖します。

植木鉢の受け皿や捨てられた空き缶や容器類、古タイヤの中にたまった水などにも気をつけて乾燥させましょう。 部屋に侵入させないことも重要です。

網戸や香取マット、液体蚊取り器の使用や最近では窓際や玄関口に置くだけで蚊の駆除に効果的な製品も販売されています。

ちなみに蚊取り線香は除虫菊の効果を利用しているのはご存知でしょうが煙が効果の元ではありません。 線香が燃えて煙が出るのですが、その手前の部分が炎で加熱されて除虫成分が揮発され蚊が駆除されるのだそうです。

外出時の蚊への対策は肌の露出を少なくするのは当然ですが、蚊よけのスプレーも効果的です。 ムラなく塗るのがポイントで、スプレータイプは小さなお子様だとむせることもあるのでティッシュタイプかティッシュにスプレーしてからつけてあげましょう。

服の色は白が蚊に刺されにくいといいます。

ナメクジ 駆除

ナメクジの駆除もガーデニングなどする人には悩みの種でしょう。 見た目も気持ちの良いものではありませんし、べたべたをさらに嫌う人が多いと思います。

ナメクジはその粘液のため殺虫剤が効きにくいので専用の餌が効果的です。 草食のナメクジは新芽や若葉や花弁などを好み湿ったところに生息します。

ガーデニングが趣味の場合には、環境を変えることは無理というものですから殺虫効果のある製品か捕獲するタイプの製品がおすすめです。

ナメクジといえども害虫といえ、触ったときは注意が必要です。 広東住血線虫という寄生虫を中間媒介する性質を持ち、ねずみの肺などに寄生するのですが髄膜炎や脳障害など怖い病気につながることがあります。

予防としては、触らないことですが触った後はしっかりと手を洗い生野菜なども良く洗って食べることが大切です。

あり駆除

ありの駆除も環境から見直します。 やはり餌があるとありが外から進入してきますので、家の害虫全般に言えるように食べかすや食べ物をそのままおいておかないことでしょう。 ありは、見えるものだけ駆除してもキリがないので、毒餌が効果的です。 ありの道は決まっているので、探して重点的においておけば自分で巣に運んでありは駆除できます。