竜巻と損害保険

竜巻に損害保険は適用されるのでしょうか?災害の保険として地震保険や火災保険がありますが、竜巻や台風などの風害で、家屋に損害が出た場合は火災保険が適用され、自動車などの損害に対しては自動車保険が適用されます。直接の被害のほか掃除や撤去や処分の費用など損害は大きなものになります。
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竜巻は火災保険でカバー

損害保険には、財物に及ぶ損害を保障するものと身体に対する被害を保障するものがあります。 今回の竜巻による家屋や自動車の損害には、損害保険のうち火災保険や自動車保険が適用されます。

竜巻と言うと台風とともに風災による損害が大きなものと言えるでしょう。

家屋が損壊して、その費用を補償してもらうのですが、保険会社によりその内容は異なり火災保険に加入しているだけで安心とは言えません。

最近は保険の細分化に伴い、基本の火災保険には風災、雹(ひょう)災、雪災を別枠で用意している保険会社も出てきています。

竜巻など地域性や建物の構造により被害リスクを最小限に抑えられると考えた場合、火災保険には組み込まないで、その分保険料(掛け金)を低く設定できたほうがプラスになると言う声もあるためオプション扱いにしているようです。

竜巻の被害が損害保険で保障がされれば、損壊した家屋の片ずけや清掃などにかかる費用も保障されています。 ここで注意しなくてはいけないのが、加入したのが建物だけか、家財にも掛けていたかと言う事です。

さらに、風害の場合には20万円以上の損害にしか補償は適用されないと聞いたことがあるのではないでしょうか。 しかも、実損額ではなくて時価で20万円と言うのが注目すべき点でしょう。

建物と家財の両方に損害保険を掛けていればその合計額で補償の有無が決まります。 最近は、この時価20万円と言うラインも保険会社により変化しています。

保険の約款も変更されることもありますので、詳しくは加入先の保険会社に問い合わせるのが確実です。

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自動車 竜巻の損害保険

自動車などが損害を受けた場合はどうでしょう。

竜巻で物が飛んできたり、自動車自体が横転などしても火災保険では保障されないことが多いのが現状です。 竜巻などで自動車が損害を受けたときには自動車保険の車両保険が適用されます。

しかし、車両保険でも比較的割安の車対車で相手が判明している場合にのみ損害が補償されるタイプ(エコノミータイプ)は竜巻などが原因で車両が損傷しても保障が適用されないので注意が必要です。

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