コンポストトイレは、おがくずとし尿で堆肥を造り通常の下水に流してしまうことがなく環境にも優しいトイレのことです。
ヒーターで温度を上げ、し尿と混ぜることでおがくずの微生物(バクテリア)の作用で発酵し、堆肥になります。 臭いも気にならず、震災などで上下水道がダメージを受けてもコンポストトイレなら安心です。
大学の研究室でも自作の簡易コンポストトイレの作り方を震災に備えて説明しているところもあります。
スポンサードリンクコンポストトイレの価格は設置も含めると約100万円ほどかかるようで、ヒーターの電気代も数千円と言われています。
公共下水道の整備されていない地域の一戸建て住宅などで設置されていますが、一般的にはなじみが薄くコンポストトイレの価格も安くはないのでなかなか普及しないのが現状でしょう。
下水道法の規定もあり、今後の課題と言えそうです。 エコで環境にも配慮したコンポストトイレですから、普及して価格も下がる事を願います。
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