有料老人ホームというと豪華な部屋に充実した食事、レクレーションルームなど設備もサービスなどホテル並みの待遇と人気が集まっています。
しかし、特養ホームと違い介護保険が適用される範囲のほかはすべて自己負担でまかなわなければなりません。 そのため契約内容やサービス内容に関するトラブルも多いといいます。
まずパンフレットを見て探すのが基本ですが、パンフレットは宣伝のため写真やキャッチコピーなどとても素敵に作られています。イメージだけで決めてしまわないで現地に出向くことは当然ですが、有料老人ホームの選び方として体験入居をおすすめします。
実際に体験することで、パンフレットや説明にはない部分も見えてきますのでまずは実際に体験してみましょう。
スポンサードリンク介護付き老人ホームで多いトラブルとして、介護の程度により退去しなければならないことです。
入居前のパンフレットや説明には、一生面倒見ますという感じで説明がされていても程度によっては退去を促される場合があります。
契約をする前に退去しなければならない条件を確かめておきましょう。
明記されていないサービスなどを約束してもらったときは忘れずに一筆書いてもらいましょう。
さらに、モデルルームをみてその間々契約に進む場合もその部屋と同じ部屋に入居できることを確かめることも必要です。
スポンサードリンク有料老人ホームの料金は安いとは言えないものですから追加料金は気になりますね。
基本サービスにはいってると思っていたものが、実は別料金で請求されてくることもあるので気をつけましょう。
掃除やゴミだし医者への送迎などもオプション料金として請求されることもあるので、契約の前に必要なサービスとかかる費用を計算することをおすすめします。
せっかくお一人様の老後を優雅に過ごそうと入居した有料老人ホームですが、退去すると決めたとき気になるのが一時入居金の返還でしょう。
契約後の日数などで原状回復費用や利用料は変わり、返金費用から差し引かれるのですが明確になっているか特に返還期日などは、きちんと確かめることをおすすめいたします。
途中で退去する場合のリスクを軽減するには、月々の支払いが高めでも一時金の額が低いところを選ぶのもひとつの考え方です。
有料老人ホームの倒産は大きな問題です。
財産を処分して工面して支払いを済ませた後で、倒産されては自由気ままなはずのお一人様の老後も大変なことになってしまいます。
有料老人ホームは入居率が8割くらいあると経営も安定しているといいますから開設して数年しても入居率が4割くらいという場合には注意が必要です。
至れり尽くせりの有料老人ホームですが、手取り足取りのサービスが必ずしもベストとは言えません。 高齢者の場合、自立を確保するためにある程度は自分でしないとできなくなってしまう心配もあります。
過剰介護が入居者の身体能力を低下させてしまうこともあるので、ホーム側がどのような考えで運営しているかも確かめると良いでしょう。
有料老人ホームの選び方は以上になりますが、お一人様の老後はこれらを自分ひとりで決定しなければなりません。できたら家族や親戚など身内がいるなら相談することをおすすめいたします。