部屋の換気

部屋の換気の重要性を理解しましょう。人が一日に吸う空気の量は15キロくらいといわれています。さらにその6割を室内で取り入れているのです。水や食べ物には注意を払うのですが、空気となると無防備な人が多いはずです。
スポンサードリンク

部屋の換気の重要性

外の空気が汚い、黄砂やPM2.5 など騒がれるからと、窓を締め切り部屋の換気をしないようにしている人も多いようです。

しかし、都会でも一般的には室内の空気のほうが室外の空気よりも2倍くらい汚れているのです。

外の空気は自然の浄化作用できれいになっていくのですが、部屋の換気をしないで置くと室内の空気は汚れるばかりです。

外気の汚れているところは国内では少ないといわれているので、外の空気が汚いからと部屋の換気をしないのは逆効果といえるようです。

スポンサードリンク

空気清浄機と室内換気

空気清浄機を使用しただけでは部屋の空気は喚気したことにはならないことをご存知でしょうか。

ホコリやチリやタバコの煙などには効果が高い空気清浄機ですがガス状の物質や化学物質には効果がないものが多いといわれています。

さらにフィルターなどきちんと掃除をしていかないと空気が汚れることもあります。

スポンサードリンク

室内の空気と換気

1日の生活でどのように室内の空気が汚れるのかといいますと、朝起きて布団をたたむとホコリが舞い散る、掃除機で掃除をするにも排気口から細かいほこりが出てきます。(きれいな排気の掃除機もあります。)

調理をするとNOXが増えるのですがタバコをすうとことでも増えるのです。

風呂の喚起も重要で冬など乾燥しているときはよいのですが春以降はカビやダニの原因になるので風呂場の扉は閉めたほうが良いです。

水蒸気は人からも出ていて1日大人で平均が1.5キロくらいといいますから相当な量です。

以前の日本は隙間の多い家に住んでいたので空気が自然に喚起されていたのですが、高気密・高断熱住宅が増えて喚起が不十分な家が多くなっていきています。

2003年にはこれを受けて24時間換気を義務付けられています。

室内の換気の方法

常時換気システム、24時間換気がない場合にはお風呂など換気扇を漬けっぱなしにするのがよいといいます。

電気代など気になりますが、よほど古いものでない限り1ヶ月に300円から400円くらいですむようです。

窓を約5ミリほどかけておくのも効果的な換気の方法です。 できれば人のいるところの窓がよいそうです。

換気の回数は1時間に一回10分くらい窓を開けて換気をするのが良いです。

キッチンなどの換気扇のほかに換気口があるとよいのですが、換気扇しかない場合には、料理の際には窓を20センチくらい開けて換気扇を回すと換気口から外気が入りスムーズに室内の換気ができます。

窓を締め切り換気をしないとシックハウス症候群や化学物質症候群になる可能性もあるので注意しましょう。

シックハウス症候群は、ホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質が原因で起こる症状です。

新築の引っ越すならこれらが減少する3週間後くらいに入居しましょう。

気になる人は1回千円程度でホルムアルデヒド簡易測定器の貸し出しも保健所などの各自治体で行っているようです。

室内の化学物質が心配ならば、珪藻土が化学物質に有効といわれているので壁を塗るのもおすすめの方法です。