火災保険と地震保険

新築マンションや一戸建て、これから新しい生活に夢膨らむ一方で火災保険や地震保険など大切な我が家の補償が気になる人も多いと思います。火災保険や地震保険についての保険料や見直しなど基礎知識のご紹介です。
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火災保険の相場

火災保険の相場とはどのようにして決まるのでしょうか。 戸建を購入して、住宅ローンを借りた金融機関から長期の火災保険に加入した場合、一括払いの保険料が100万円以上になった例もあるのです。

火災保険の保険料を出来るだけ安くすますために注意することなどを考えてみます。

分譲マンションであれ建売の戸建であれ住宅ローンを利用するのが普通でしょう。 住宅ローンを組む条件として多くに金融機関は、火災保険への加入を義務づけています。

万一、火災でマンションや戸建が焼失しても保険金で補うことができるからです。

この場合、金融期間によっては借入期間よりも長い期間にわたり火災保険の加入を条件とするところもありますので、30年以上の火災保険の保険料を一括払いで家財の保険も含めると、木材家屋の場合などは100万円以上になることも珍しくないと言います。

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火災保険の保険料

火災保険の保険料は、内容が同じ補償でも建物の構造や所在地により変動します。 保険料の掛け金が大きく変わるのが住宅の構造です。

マンションなどは、火災保険の保険料(掛け金)の安いM構造となりますが一戸建てはT構造かH構造となります。T構造の火災保険の掛金はH構造の半分以下ですむ場合のあるのです。

木造住宅はH構造に属す場合が多いのですが、建築基準法上の準耐火建築物や住宅金融支援機構が承認した省令準耐火建物に該当すれば火災保険料の安いT構造となります。

たとえば木造の一戸建てでも設計段階でT構造に変更しますとH構造より建築費用はかかりますが保険料は安く済みます。

耐火構造を改善したほうが、その費用よりも火災保険の掛け金が安くなるケースもあります。

この辺のバランスや安心、安全性を総合的に判断して住宅の構造と火災保険の保険料を検討する必要があると思います。

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火災保険と地震保険

火災保険は、多くのご家庭が加入していますが地震保険となると入るかどうか迷う人も多いようです。 ご存知の方も多いと思いますが、地震保険は単独で加入することはできません。

火災保険と地震保険はセットになっているので、火災保険に入らないと地震保険には加入できないのです。 地震保険の保険料も火災保険に比べると高額といえます。

さらに地震保険は火災保険の保険金額の半分しか掛けることができないため、補償も十分とは言えないようです。 しかし、注意したいのは地震が原因で起きた火災には火災保険は適用されず地震保険が補償に充てられることです。

耐震性に優れた住宅などは揺れにより建物は無事でも、中の家財にダメージを受ける場合も考えられます。 地震保険は、損保と政府が共同運営する信頼性の高い保険であると言うことと建物の耐震性や免震性に応じた割引や地域での保険料も違います。

割り引きの適用には住宅性能評価書が必要ということも覚えておきましょう。

火災保険見直し

火災保険は長期の契約をする場合が多いのですが、見直しのポイントがあります。 火災保険のみなしに限らず保険金額をいくらにするかが重要です。

高くしすぎれば支払う保険料は高額になり、低すぎれば十分な補償を受けることができません。 火災保険の設定時に時価か新価を選択した事と思います。

最近は、新価で設定するのがおすすめと言います。 長い間には、家族構成も変わり補償の内容も変化させることが必要でしょう。

意味のない補償は見直して、賢い火災保険や地震保険選びをしておきましょう。